こんにちは!FYパーツです (^^)/
前回は「正しい洗車の手順」について書かせて頂きました。
春は風も強く、花粉が多いため車がすぐに汚れますよね💦
正しい洗車の手順で車を守り、綺麗に保ちましょう!
さて本日は「エンジンオイル」について書かせて頂きます。
・
・
≪エンジンオイル≫
エンジンオイルとは、車やバイクに使用されている潤滑油です。
エンジン内部を循環し、各部品の保護や性能を引き出すための重要な役割を担っています。
・
★ 潤滑作用
エンジンの部品同士の摩擦を低減し、エンジンを滑らかに動かします。
エンジンオイルは交換時期を過ぎると酸化します。
酸化が進むと潤滑作用も弱くなり、部品の摩耗を進めてしまう恐れがあるため定期的なオイル交換をしてください。
・
★ 洗浄作用
エンジン内部に発生する汚れをオイル中に分散させ、エンジン内部を綺麗に保ちます。
ガソリンの燃焼により、スラッジという汚れがエンジン内部に蓄積します。
そのため、エンジンオイルの洗浄作用により細かい汚れを吸着させます。
エンジンオイル交換時にオイルが黒く変色しているのは汚れを吸着しエンジン内部を洗浄しているためです。
・
★ 防錆作用
エンジン内部の金属にオイルの被膜を作り、錆の発生を防ぎます。
運転中のエンジン内部は熱を発生させ高温状態となります。
外気温との差でエンジンに水滴が付きやすいようになっており、錆の原因になります。
この錆が溜まったままのエンジンオイルを交換せず放置するとエンジンの故障の原因につながります。
・
★ 冷却作用
エンジンで発生する熱を吸収し、エンジンを冷却させます。
ガソリンの燃焼や部品の摩擦により生じた熱を冷却させる役割を持っており、走行中にエンジン内部を循環し冷却しています。
・
★ 密封作用
エンジンの部品同士の隙間を密封し、エンジンで発生する爆発の力を逃がさないようにます。
エンジンのピストン運動によりエネルギーを生成させ、車は動くようになります。
そのため、エンジン内部の気密性を維持する効果を持っておりエネルギーの生成効率を向上させています。
・
そんな大切な役割を持ったエンジンオイルの交換時期は3000㎞~5000㎞または3か月から6ヶ月となっています。
この交換時期を過ぎてしまうとエンジンオイルは酸化され、故障の原因を大幅に上げてしまいます。
年式の古い車などは特に、入っているオイルが減ったりする場合があるので、より定期的に交換するようにしましょう。
・
・
≪エンジンオイルの粘度≫
エンジンオイルが持つ特性の発揮は、粘度によって異なります。
適切な粘度でなければ、エンジンオイルで守られている部品に負担をかけたり故障のリスクを高めたりする可能性があります。
エンジンオイルは多くの種類があり、固いオイルや柔らかいオイル、サラサラなオイルと様々です。
適正なオイルは何かを知るために、まずは車の取り扱い説明書を確認してください。
取扱説明書には、メーカーが推奨するオイルの粘度が記載されています。
車種によって異なるため、取扱説明書が見当たらない場合はディーラーなどに問い合わせるといいでしょう。
一般的なオイル粘度は、コンパクトカーなどは5W-20~5W-30、排気量が大きい車屋スポーツカーは5W-40~10W-40程度が多く指定されています。
また、エコカーはエンジンの抵抗を減らして燃費を稼ぐため、粘度が低いものが指定されている場合が多いです。
低粘度オイルは優れた高温安定性と高速走行にも耐える油膜の厚さを備えているため、エコカーのエンジンを保護し本来の性能を発揮させてくれます。
エンジンオイルの粘度の数字は、数字が大きいほどオイルが硬く、小さいほどオイルが柔らかくなっています。
エンジンオイルは「〇W-〇」と数字が表示されており、前の〇Wの数字は低温時のオイルの固さ、後ろの数字が高温時のオイルの固さを表しています。
・
基本的には純正指定と同じ粘度のオイルを使用すれば問題ありませんが、気温や走り方などによって粘度を変えても問題ありません。
・
低粘度オイル…低温での始動性がよく、抵抗が少ないので燃費がよくなります。
逆に高温時に油膜切れを起こす可能性があり、クッション性が少なくエンジン音が大きくなります。
またエンジンの保護性能は高粘度オイルより弱いです。
・
高粘度オイル…高温でも油膜を保持できエンジンを保護します。
低粘度オイルに比べ、エンジン音が静かになります。
逆に粘度が硬い分抵抗が大きくなり燃費が悪くなります。
また低温時の始動性が悪くなります。
・
・
≪ベースオイル≫
ベースオイルとは、エンジンオイルとして使用されることを前提に作られたオイルです。
ベースとなるオイルに各オイルメーカーが添加剤を追加してできているため、性能に差が出ます。
ベースオイルを選ぶことにより、保護性能が高くオイルが劣化しにくいなどのメリットがあります。
・
① 化学合成油
不純物を含まず分子が安定しているため、劣化しにくい特徴があります。
高性能なベースオイルと知られ、優れた始動性とエンジン洗浄、強力な油膜でしっかりと保護するベースオイルですが、他と比べ価格が高いです。
価格より性能えお重視する方にオススメのベースオイルとなっています。
・
② 部分合成油
化学合成油と鉱物油をバランスよく混ぜ合わせたベースオイルです。
日常的な使用には十分な性能があり、値段もそこまで高くないため、性能とコストパフォーマンスがいいです。
ですが、化学合成油に比べ耐熱性の面で劣ってしまうことが特徴です。
万人にオススメできるベースオイルとなっています。
・
③ 鉱物油
鉱物油は不純物を取り除き精製しており、オイルの中で最も性能が低く価格も一番安いことが特徴です。
値段が安い分、劣化は早く酸化もしやすいためより定期的にエンジンオイル交換をすることがオススメです。
こだわりがなく、品質より価格を重視したい方にオススメのベースオイルとなっています。
・
・
このようにエンジンオイルにも様々なものがり、どれがいいのかわからない方はメーカー推奨のオイルが無難でいいでしょう。
ディーラー以外で交換される方は、お店の方に相談して交換することもいいと思います。
コスト重視でエンジンオイル交換を行う方は、きちんと交換時期を守りトラブルから守ってください。
オイル交換を怠ると、燃費や走行性の悪化、エンジントラブルにつながります。
エンジンオイル交換の2回に1回は、オイルフィルターの交換も行ってください。
オイルフィルターはエンジンオイルに含まれる不純物を取り除き、エンジンの動きを円滑にするためのろ過フィルターにあたります。
お車を長く乗るために、定期的なメンテナンスを行っていきましょう。
・
それではこの辺で (@^^)/~~~
・
タイヤ注文はこちらより👇👇
自社サイト・・・https://fyparts.jp/shop/
Amazon・・・https://www.amazon.co.jp/s?i=merchant-items&me=A3FGV36XJ2Z2R5
メルカリ・・・https://mercari-shops.com/shops/LwpXt76dxjoZrzM2c2EzjE
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
FYパーツ
《住所》
広島県福山市千代田町1丁目8-30
《電話番号》
084-983-3828
《メールアドレス》
info@fyparts.jp
ご質問等お気軽にご連絡下さい(^^♪
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆