こんにちは!FYパーツです (^^)/
前回は「ラジアルタイヤ」について書かせて頂きました。
ラジアルタイヤとはタイヤ内部の構造で言います。
夏タイヤでも冬タイヤでもほとんどの乗用車タイヤはラジアルタイヤです。
自分に合ったタイヤブランドを探し快適なカーライフをお楽しみください🎵
さて本日は「サマータイヤとスタッドレスタイヤの違い」について書かせて頂きます。
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まず、サマータイヤは夏に使用されるタイヤ(夏タイヤ)で、スタッドレスタイヤ(冬タイヤ)は雪の降る冬に使用されるタイヤです。
使用用途から違うことは分かりますが、何が違うのでしょうか。
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≪サマータイヤとスタッドレスタイヤの違い≫
サマータイヤ
形状:トレッド幅(ノーマル)
ショルダー幅(ラウンド)
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パタン:溝の深さ(浅い)
溝面積比率(小さい)
サイプ(少ない)
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トレッド:ゴム(硬い)
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スタッドレスタイヤ
形状:トレッド幅(ワイド)
ショルダー幅(スクエアー)
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パタン:溝の深さ(深い)
溝面積比率(大きい)
サイプ(多い)
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トレッド:ゴム(柔らかい)
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実はこの様にサマータイヤとスタッドレスタイヤの作りは真逆になっています。
サマータイヤは乾いた路面や濡れた路面での走行性能を重視して設計されているためゴムが硬くなっています。
そのため雪道や凍った路面では滑りやすいです。
一方スタッドレスタイヤは雪道や凍った路面でもグリップ力を発揮できるよう設計されているためサマータイヤに比べゴムが柔らかくなっています。
また溝が深くサイプ(細かな切り込み)が多い理由も同じです。
逆に暑い夏の路面をスタッドレスタイヤで走行すると、柔らかいゴムが路面温度に耐えきれず制動距離が長くなる可能性があります。
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≪交換時期の違い≫
サマータイヤ(スリップサイン)
サマータイヤはスリップサインを目安に交換時期の確認を行います。
スリップサインはタイヤの縦溝底にある突起で、1.6㎜の高さで設置されています。
走行することによりトレッド面が段々摩擦で擦り減っていき、スリップサインの高さへと近づいていきます。
このスリップサインと同じ高さ、またはスリップサインが露出した場合はタイヤの交換時期となります。
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スタッドレスタイヤ(プラットフォーム)
スタッドレスタイヤはスリップサインではなくプラットフォームで交換時期の確認を行います。
プラットフォームはスリップサインと同様にタイヤの縦溝底に設置された突起です。
サマータイヤの基準となる残り溝の深さとは違い、新品時の溝の深さが半分(5㎜程度)になった場合が交換時期となります。
スタッドレスタイヤにもスリップサインが備わっていますが、スタッドレスタイヤとしての交換基準はプラットフォームになります。
残り溝が少ないほど雪上性能が低下するため、スリップサインとは別にプラットフォームが設置されています。
プラットフォームが露出した場合、スタッドレスタイヤとしての役目が無くなってしまいます。
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共通している交換目安としては、どちらもゴム製品なので年数と共に劣化していきます。
使用開始から3~5年が一般的な使用限度とされています。
使用状況や保管状況によって寿命年数は変わってきますが、サマータイヤもスタッドレスタイヤも同じくらいです。
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このようにサマータイヤにはサマータイヤの良さがあり、スタッドレスタイヤにはスタッドレスタイヤの良さがあります。
シーン別に上手に使い分け、安心安全なカーライフをお過ごしください。
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それではこの辺で (@^^)/~~~
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