こんにちは!FYパーツです (^^)/
前回は「エンジンオイル」について書かせて頂きました。
エンジンオイルは車にとってとても大事な役割があります。
定期的なオイル交換を行いお車を長持ちさせましょう!
さて本日は「ディーゼルオイル・エンジンオイル」について書かせて頂きます。
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≪エンジンオイル・ディーゼルオイル≫
エンジンオイルとは、車やバイクに使用されている潤滑油です。
ディーゼルオイルはエンジンオイルと基本は同じ役割を持っています。
エンジン内部を循環し、各部品の保護や性能を引き出すための重要な役割を担っています。
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潤滑作用:エンジンの部品同士の摩擦を低減し、エンジンを滑らかに動かします。
洗浄作用:エンジン内部に発生する汚れをオイル中に分散させ、エンジン内部を綺麗に保ちます。
防錆作用:エンジン内部の金属にオイルの被膜を作り、錆の発生を防ぎます。
冷却作用:エンジンで発生する熱を吸収し、エンジンを冷却させます。
密封作用:エンジンの部品同士の隙間を密封し、エンジンで発生する爆発の力を逃がさないようにます。
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しかし、ディーゼル車とガソリン車では使用する燃料やエンジンの構造が異なるため、車にあった専用のエンジンオイルを使用する必要があります。
ガソリン車はレギュラーやハイオクで動きます。
一方でディーゼル車は軽油で動きます。
また、ガソリン車はスパークプラグで燃焼が広がりエンジンを動かします。
ディーゼル車はエンジンの燃焼は高圧縮比による自然発火で動かします。
そのため、燃焼室内の複数個所で爆発と燃焼、急激な膨張が起こり、ガソリン車に比べ高いトルクとなっています。
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≪オイルの違い≫
ディーゼルエンジンは軽油で動きますが、軽油にはガソリンより多くの硫黄成分が含まれています。
この硫黄成分がエンジン内で燃焼すると硫黄酸化物(亜硫酸ガス)が発生し、一部では三酸化硫黄と結露に反応してエンジン内部を腐食させる硫酸になります。
そのため、硫黄酸化物を中和するためにディーゼルオイルにはアルカリ成分が多く加えられています。
また、ディーゼルエンジンは不完全燃焼も起こしやすく燃えカスなどのススが発生し、内部に堆積します。
これがスラッジ(賛酸性のゴミ)です。
スラッジの堆積量が増えると、エンジン音が大きくなったりパワーが下がったり燃費の低下などの原因につながります。
このスラッジを堆積させないためのエンジンオイルの洗浄成分が働いています。
ガソリンにも同様でスラッジは溜まりますので定期的にオイル交換を行うことが大切です。
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≪スラッジが堆積しやすい走行と減らす方法≫
短距離運転を日常的に繰り返し行う走行
短い距離を走って停止する運転の仕方は未燃焼物質が発生、堆積しやすくなります。
そのため、通常よりもより細かにオイル交換に注意してください。
逆に高速道路の走行はスラッジが堆積しにくいです。
ただアクセルを強く踏み込むことは逆効果なので、程よい具合で低燃費走行がいいです。
低負荷の状態を保ちながら長時間走行することで燃焼室温度が上がり、スラッジの除去につながります。
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渋滞での運転の繰り返し
通勤や連休などの運転で頻繁に渋滞運転をすると、発進と停止の繰り返で負荷がかかりスラッジが発生しやすくなります。
こちらに当てはまる方も定期的にオイルメンテナンスを行ってください。
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このように日常使いでも汚れが堆積していきます。
エンジン内部が汚れでいっぱいになると、エンジン本来の性能が発揮されず、トラブルにつながります。
・燃費の悪化…エンジン内部の汚れによって金属摩擦が発生しやすいため、燃費が悪化します
・エンジン始動が悪くなる…エンジン内の汚れによってオイルの潤滑不良が発生しエンジンのかかりが悪くなります。
・アイドリングが不安定になる…アイドリングの音が大きくなったり小さくなったりと不安定になります。
・エンジン音が大きくなる…エンジン内部の汚れによってオイルの潤滑性が低下し、エンジン音が大きくなったり振動したりします。
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≪汚れの堆積を落とす方法≫
エンジンオイルの交換を長くしてない車や年式が古い車、走行距離が多い車などはエンジン内部に汚れが堆積しやすい状態になります。
そんな汚れを落とすにはエンジンフラッシングというものがあります。
エンジンフラッシングはエンジン内部の洗浄のことをいいます。
エンジンオイル交換を行う際に一緒にオイル添加剤を投入します。
このオイル添加剤の洗浄効果が走行を重ねるにつれて段々とエンジン内部を綺麗にしていきます。
他にも洗浄成分を高めた専用のエンジンオイルを一時的に入れ替え、一定時間アイドリングをして洗浄するフラッシングもあります。
これは、洗浄専用のオイルなのでそのままエンジンオイルとして利用することはできません。
どちらも簡単に短時間で作業を終わらせることができます。
一方、専用の装置を使ってエンジンのオイルが通る道を洗浄する方法があります。
これは、他のものに比べて高い洗浄効果に加えてエンジン内部を保護するコーティング効果も期待できます。
簡単なフラッシングでは落とせない汚れも落ちやすいという効果があります。
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≪フラッシングの注意点≫
エンジンフラッシングは堆積した汚れを落とすメリットのほかに注意しないといけないことがあります。
エンジンオイル交換を怠っていた多走行車は故障のリスクがあるため注意が必要です。
ずっとエンジンオイル交換をしていないともちろん多量のスラッジが堆積しています。
この多量のスラッジがフラッシングすることにより剥がれ、オイルの循環ラインを詰まらせる危険があります。
そうするとエンジン内部の潤滑が正しくされなくなり故障のリスクへつながります。
また、整備されてない古い車やオイル漏れのあるエンジンなどにも注意が必要です。
フラッシングすることによってオイル漏れが悪化する恐れがあります。
オイルが漏れていない場合でも古い車など整備されていないものはガスケットやパッキンの劣化により漏れ出す恐れがあります。
車の状態によってはエンジンフラッシングを行うとかえって不具合が起こるケースもあるため注意が必要です。
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このようにエンジン内部にはトラブルにつながる汚れが堆積しやすくなっています。
故障のリスクを減らすため、定期的なエンジンオイル・ディーゼルオイルの交換が必要です。
オイル交換の目安は3000㎞~5000㎞または3か月から6ヶ月となっています。
ガソリンスタンドやディーラーなどでオイル交換からフラッシングを行っているので気になる方は相談してみてください。
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それではこの辺で (@^^)/~~~
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