こんにちは!FYパーツです (^^)/
前回は「適切なタイヤ保管の仕方」について書かせて頂きました。
冬になると地域によってはスタッドレスタイヤが必要になります。
適切な保管方法でタイヤを長持ちさせましょう👍
交換時期を逃さず、安全に過ごしてください🎵
さて本日は「ホイールナットの正しい締め方」について書かせて頂きます。
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タイヤ交換時や夏タイヤから冬タイヤへの履き替え時など、ホイールを車体から外した際に注意すべきがホイールナットの締め方です。
ホイールナットの締め方を誤ってしまうと、部品の破損や脱輪のトラブルにつながる場合があります。
このトラブルを避けるためには、ホイールナットを締める順番や工具、トルクなどが大切になります。
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≪ホイールナットの役割≫
ホイールナットとは、ナットとも呼ばれホイールを車体に固定するためのパーツで、車体を安定して走行させる為にも重要な役割があります。
車種によってナットの必要な個数が変わりますが、このナットでタイヤとホイールを支えているため必ず全て取り付けるようにしてください。
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≪ホイールナットの種類≫
ナットは数種類あり、そのホイールにあった物を取り付けなくてはなりません。
大きさや長さなどが分からない場合は詳しいカー用品店やディーラーなどで問い合わせるようにしましょう。
見た目が違うナット
「貫通ナット」と呼ばれる穴の両端が開いているナットがあります。
ホイール装着後、ボルトの長さがナットの高さよりも長かった場合においても、問題なくナットを取付けることができ、利便性のあるホイールナットと言えます。
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「袋ナット」と呼ばれるものもあり、ナットの穴の後端が閉じているナットがあります。
外見からはナットの穴が無いのが特徴で、貫通ナットよりも見た目が良いと人気があります。
ですが、貫通ナットと違ってボルトの長さがナットよりも長くなってしまっていた場合には、ナットが取付けられなくなるというデメリットがあります。
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この事を踏まえ、大切なのがナットの取付座面になります。
ホイールナットの取付座面は、主に3種類に分類され、それぞれで形が大きく異なっています。
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「テーパー座」はナットの座面が斜め60°にカットされており、一般的なホイールに多く使用されます。
スタッドレスタイヤで使用するために社外ホイールの購入した場合も、このテーパー座を使用することが一般的に多いです。
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「球面座」はナットの基底部が球面状になっており、主にホンダ車のホイールナットに採用されています。
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「平面座」は平面で固定をするナットで、主にトヨタ車のホイールナットに採用されています。
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この座面の種類を誤ってしまうとナットがうまく締まらず、振動などで緩んでくる恐れがありとても危険です。
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≪ホイールナットの交換・締め付けに必要な工具≫
ナットを締めつける際に必要なのが「レンチ」と呼ばれる工具です。
これは、ボルトやナットを締めたり緩めたりする時に使用されます。
レンチには色々な種類のものがあり、クロスレンチ(十字レンチ)やL型レンチ、トルクレンチなど他にも数種類もあります。
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≪ホイールナットの正しい順番≫
ホイールを車体に取り付ける際、ホイールナットを締める順番があります。
車種によって、1つのホイールによって4つの穴がありそれぞれをナットでとめる「4穴ホイール」。
5つの穴がある「5穴ホイール」、6つの穴がある「6穴ホイール」があります。
ナットの数によって締め方が決まっています。
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「4穴ホイール」
4穴ホイールのナットの締め付ける順番は、対角線上に締めます。
対角線上に締める理由は、力の偏りを防いでホイールを均等に締め付けることです。
ナットを一方方向に締めると、一か所に力が集中して緩みやすくなります。
対角に締めることにより力を均等にすることができ、緩みを減らすことができます。
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「5穴ホイール」
5穴ホイールの締め付ける順番は、星を描く様に締めます。
こちらも4穴と同様、力の偏りを防ぐため対角線に締め付けます。
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「6穴ホイール」
6穴ホイールの締め付ける順番も、星を描く様に締めます。
こちらも同様に、対角線で締め付けるようになっています。
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結果、どのホイールに対しても対角線上で締めるとナットを均等に締めることができます。
また締め付ける際の注意点として、まずは手で締まるところまで締めます。
そして、クロスレンチを使用してホイールのガタツキがなくなるまでの仮締めを行います。
この時、初めのナットをギュッと強く締め付けないように注意してください。
力が均等にならないため、緩みの原因のなってしまいます。
一通り仮締めが終わったら対角に数回に分けてギュッと締めます。
その後、トルクレンチを使用して車種にあった適正トルクでナットを締めつけます。
締め付けトルクが適正より強く締めた場合、ナットの座面が変形したりネジ山が潰れたりと大変なことになります。
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≪取付が終わった後≫
無事に車体へホイールを取り付けた後は、少し走行してホイールナットが緩んでいないか確認してください。
こちらは、トルクレンチで確認します。
もしナットに緩みがある場合は、締める作業を再度行ってください。
何度も緩むようなら、お近くの専門店へ相談をしましょう。
定期的なトルクチェックで脱輪の事故を未然に防ぐことができます。
2~3か月くらいの頻度での点検がオススメです。
トルクチェックを行う際は、お近くのタイヤを取り扱っている店舗にて作業してくれると思います。
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一番安全なのはプロに任せることです。
不慣れな場合は無理をせず、お近くの店舗で作業を任せることがオススメです。
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それではこの辺で (@^^)/~~~
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