こんにちは!FYパーツです (^^)/
前回は「ブレーキパッドの仕組みと対策」について書かせて頂きました。
動くものはほとんどの物にブレーキが付いています。
安全に欠かせない、ブレーキの点検はこまめに行って楽しくドライブを楽しみましょう♫
さて本日は「タイヤのパンク」について書かせていただきます。
パンクとはタイヤに穴が空いて空気が抜けることです。
実はパンクを経験したことがある人は7割近くいるそうです。
パンクが理由でJAFやレッカー車の出動が「高速道路で第1位」、「一般道では第2位」に入るほど件数が多いです。
・一般道でのレッカー出動理由
1位:過放電バッテリー
2位:タイヤのパンク・バースト
3位:劣化バッテリー
4位:溝などへの脱輪
5位:車内へ鍵の閉じ込め
・高速道路でのレッカー出動理由
1位:タイヤのパンク・バースト
2位:燃料切れ
3位:事故
4位:過放電バッテリー
5位:バッテリーの故障
このようになっています。
なぜパンク件数が多いのでしょうか。
特に多い原因は何でしょうか。
・縁石に乗り上げてしまった
・山道を走行中、落石に乗り上げてしまった
・高速道路で走行中、落下物に乗り上げてしまった
・車に乗ろうとしたらパンクで空気が抜けていた
・金属片がタイヤに刺さり空気が抜けていた
などがあげられます。
気づかないうちにパンクしていたということも多くあります。
パンクの原因は8割近くが「釘やネジ」を踏んてしまった事だそうです。
小さい釘やネジは落ちていても気づきにくいですよね。
工場地帯や事故現場跡などの近くを走行するときは落下物に十分注意してください。
他にも、走行中バーストした事例などが多くあります。
バーストの主な原因は、タイヤの空気圧不足だったり、ひび割れが多いタイヤや溝が少ないタイヤなどのタイヤ劣化があります。
酷くないパンクな気付きにくそうですよね。
ですが意外にも、一般道路や高速道路でパンクに気づくことが多いみたいです。
パンクすると、タイヤに空気が入っていないのでハンドルが重くなったり乗り心地が悪くなる、車の動きがおかしいくなるなどの症状が現れます。
最近の車では空気圧センサーが付いており、空気が少なくなったらランプの点灯で教えてくれます。
またパタパタと異音がして気づく場合もあります。
違和感を感じたら、車内の音楽のボリュームを下げるなどして点検してみてください。
パンクしてしまった場合、路肩に停車し自分でスペアタイヤへと交換する方も多いかもしれませんが
高速道路などでの交換は極力せずロードサービスへ連絡し対応してもらうことがおススメです。
路肩はとても危険で、停止している車に後続車が追突したり作業中にはねられる危険性があります。
また、車の事を知らないとジャッキアップを失敗したり、ナットの締め付けが弱くタイヤが外れたりと二次災害が起こりうる可能性があります。
交換の際は、安全を十分確保し行ってください。
さて、パンクについて書かせて頂きましたが良くある質問について回答していこうと思います。
Q1:パンクやバーストは防ぐことが出来る?
A:落下物や路上の穴は安全な範囲で避けることが大切です。
視野を広くする為、前車との車間距離を十分に確保することが良いでしょう。
また、空気圧が低いとタイヤの寿命を縮めてしまうので空気圧管理をしっかり行いましょう。
Q2:摩耗したタイヤはパンクしやすい?
A:タイヤの最大使用限度は1.6㎜以上。
1.6㎜以下の場合は、まず車検に通りません。
ですが異物を踏んだ際に貫通しやすいと言う分けではなく、異物が刺さる角度や場所の影響が
一番大きいです。
タイヤは古くなるとゴムが硬くなり、弾力性が低下するのでバーストは起きやすくなります。
タイヤにはスリップ差サインがあるので良く確認してタイヤ点検を行ってください。
Q3:刺さった釘やネジは抜いていいの?
A:結論から言うと、抜かない方がいいです。
ほとんどのタイヤはチューブレスタイヤと言われ、釘などの異物が刺さっても傷が大きく広がらない
ようになっています。
そのため、空気も抜けにくくなっています。
異物を抜いてしまうと穴が広がり、空気が抜けやすくなってしまいます。
なので異物を見つけても抜かないようにしましょう。
Q4:車にスペアタイヤは付いていないの?
A:以前はスペアタイヤが装備される車が多かったが、最近の車には装備されなくなりました。
使用せず破棄されたり、トランクスペースが狭くなりなどのデメリットが指摘されていました。
その代わりにパンク応急修理キットを装備する車が増えています。
パンク応急修理キットはバルブから注入した補修液が固まり、穴を塞ぐ仕組みとなっています。
傷が大きかったり、傷がタイヤの側面にあると修理できない場合もありますが
スペアタイヤのようにタイヤの脱着を行わなくて済みます。
工具の扱いに慣れていない方でも手軽に短時間で応急処置が出来るようになっています。
ですが、あくまで応急処置なので早いうちにタイヤ交換をオススメ致します。
パンクは、いつどこで起こるか分かりません。
車やバイクに乗っている方なら誰にでも起こりうるものです。
パンク・バーストを起こさない為に、日頃からタイヤ点検をこまめに行うと良いでしょう。
空気が少なすぎても多すぎても良くないので、空気圧を適正に入れタイヤの寿命を延ばしましょう。
それではこの辺で (@^^)/~~~
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