こんにちは!FYパーツです (^^)/
前回は「意外と知らない道路標識」について書かせて頂きました。
道路標識は種類が多く、似たものもあるので注意してください。
また動物飛び出し注意の標識は地方によって様々な物があるは知っていましたか?
旅行やドライブに行った際は、探してみてはいかがでしょうか🎵
さて、本日は「ブレーキパッド」について書かせて頂こうと思います!
車のブレーキには「ブレーキパッド」という2枚1組の部品が取り付けられており、車の停止・減速に重要な役割を果たしています。
ブレーキパッドは車の制動に欠かせない部品で、摩擦によってタイヤの回転を減速させる役割を持っています。
タイヤと一緒に回転している部品(ディスクローター)をブレーキパッドで挟み込むことによって、パッドの摩擦でタイヤの回転を停止させられる仕組みです。
なのでブレーキパッドがなければ、ブレーキを踏み込んでも車は減速できません。
車のブレーキには「ディスクブレーキ」「ドラムブレーキ」の2種類があります。
その内、ブレーキパッドは「ディスクブレーキ」の中にある部品になります。
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<ディスクブレーキ>
走行中にタイヤと一緒に回転しているブレーキローターを、ブレーキパッドで挟んで摩擦力によって減速・停止させるブレーキ。
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<ドラムブレーキ>
タイヤの内側のドラムの中にあり、ブレーキシューを使って内から外へ圧着させて減速・停止させるブレーキ。
普通自動車・軽自動車では前輪にディスクブレーキ、後輪にドラムブレーキが使われていることが多いです。
ディスクブレーキはドラムブレーキよりも放熱性に優れ、さらに制動力も安定した威力があるため、強い制動力が必要な前輪に使われます。
ブレーキパッドは、ブレーキを踏むたびに摩擦によって少しずつ削られて少なくなっていきます。
山道や急な坂が多い道を走行することが多かったり、急ブレーキをかける走行が多かったりするとブレーキパッドの減りが早くなります。
以前は良く効いていたのに、最近効きが悪くなったという場合などは安全の為にも早めの交換をおススメ致します。
また、ブレーキを踏むたびに「キィーキィー」という音(ブレーキ鳴き)がしたら、ブレーキパッドがすり減っていたり、グリスが切れているかもしれません。
ブレーキパッドには、音を出して交換時期を知らせる機能があります。
ブレーキパッドが限界まで擦り切れると金属プレートがむき出しになります。
その状態で走り続ければ、ディスクローターが傷ついてしまい、ディスクローターも一緒に交換しなくてはいけなくなります。
そうなれば、とても費用が高くなります。
最悪の場合、ブレーキが効かないということが起こってしまうかもしれません。
ブレーキが冷えていたりすると同じような音が鳴ることもあるので一概にパッドがなくなったとは限りません。
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新品のブレーキパッドの厚さは約10mm程度です。
ブレーキパッドは厚み約3mm以下の残量で交換時期と言えます。
一般車の走行距離だと、新品に交換した後に30,000kmから50,000km程度走行した時期が目安になります。
ブレーキパッドは両側2枚でディスクローターを挟んでいる状態なので片側は十分残量があっても、もう片側は擦り減っている場合もあります。
そういった場合も、3mm以下なら交換することがおススメです。
また、車検ではブレーキの残量を見るという項目はありません。
なので、実際にブレーキを作動させて規定内の制動力があるかを確認することを行っています。
ですが、個人で残量を確認しようとした時、ホイールを外さないと確認することができません。
ホイールを外せば、キャリパーの点検窓から残量を確認することが出来ます。
その為、ブレーキの効きが悪いなど感じることがあれば車検タイミングや半年、1年点検などで相談・交換などすることがおススメです。
そして、ブレーキパッドには色々な種類があります。
ブレーキは上記でお伝えした通り、ディスクローターとブレーキパッドの摩擦で擦り減るのでブレーキダストが発生します。
そのブレーキダストと呼ばれる汚れがホイールに付着し、どんどん汚れていきます。
特に外車などは高速域での走行が多いため、ブレーキの効き重視で強いパッドが使用されており、ダストが多く発生する傾向になっています。
そしてブレーキダストはブレーキパッドがディスクローターを削ってでる「鉄粉」なので、そのまま放置するとホイールへ積もり固着してしまいます。
また鉄粉は錆が発生しやすく、ホイールを腐食させる原因になります。
ホイールを守るためにも、こまめに洗車をすることがおススメです。
ブレーキパッドを低ダスト商品に変更するだけでブレーキダストが減り、汚れも発生しにくくなります。
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ブレーキパッドの材料としては「ノンアスベスト材」が現在は主流です。
約20種類の物質の結合体で出来ており、成分の配合により大きく分けて4種類に分類されます。
・ノンアスベスト材
もともとはアスベスト(石綿)が使われていた名残で、ノンアスベストの略です。
ノンアスベスト、ノンスチールでアラミド繊維を基材にしたものです。
オーガニックなどとも呼ばれる素材で、鉄分がほとんど含まれていないことを指しています。
長所は、鳴きやダストが少なく、ロータへの攻撃性が少ないので一般走行用に開発されています。
短所としては耐熱性が良くない等が挙げられます。
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・セミメタリック材
スチール繊維を基材にしたもので、オーガニック材にある程度の鉄など金属成分が含まれているものです。
長所は、耐摩耗性に優れている点で、短所はホイールが汚れやすく、鳴きが出やすいです。
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・カーボンメタリック材
スチール繊維とカーボンファイバーを基材にしたものです。
スポーツカーや、レーシングカーのパッドとして用いられています。
長所は、効きと耐熱性能に優れています。
短所としてはホイールが汚れやすい事や、鳴きが出やすい事、ローターへの攻撃性が多少ある事です。
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・メタリック材
金属を基材にしたもので、ほぼ金属成分でそれを焼き固めてあるものです。
主にレーシングカーのパッドとして用いられています。長所は「耐熱性能」に優れています。
短所としてはホイールが汚れやすい事や、鳴きが出やすい事、ローターへの攻撃性がある事などです。
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このように、一般走行の街乗りからレーシング走行の本格的なものまで様々にあります。
外車にのられている方などダストが多いなと思ったら、低ダストパッドに交換すると汚れが少なくなります。
ダストが出なくなるわけではないので、洗車せず放置してしまうとダストが溜まり黒く汚れてしまいます。
また、メーカーによって素材の配合量などが違うのでどれも同じというのではないのでご注意ください。
値段もピンキリで比較的安価なものから高額なものまで数多くあります。
商品の評価などを見て自分に合ったブレーキを探してみてください。
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それではこの辺で (@^^)/~~~
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