ブレーキキャリパーとは
ブレーキキャリパーとは、ブレーキパッドを内側に装着してブレーキローターを挟み込んで止める、いわばブレーキの本体ともいえる重要なパーツです。大きく分けてブレーキキャリパーには異なる2つのタイプがあります。両側にシリンダーがついている「オポーズドタイプ」とローターの内側だけにしかシリンダーがない「フローティングタイプ」です。性能的な面では、オポーズドタイプの方が優れてはいますが、コストがあまりに掛かりすぎるために高級車やスポーツカー以外には一般的にフローティングタイプが採用されています。
ブレーキキャリパーの交換時期の目安は、10万kmでオーバーホールするのが一般的です。ブレーキキャリパー内部が劣化してくると、ピストンが正常に押し出されず、ブレーキ性能に悪影響を与えてしまう為、定期的な交換が必要になります。
ブレーキキャリパー内部には、シールやブーツなどのゴム製パーツが使われており、ゴム製の為、劣化してくるとピストンの動きを悪くしてしまいます。劣化したゴム製パーツを新品へと交換や、動きが悪い部分をリペアしたり・・・といったオーバーホールをすることで、本来の性能が元通りになります。
自動車用のブレーキキャリパーには、大きく分けて2種類あり、ひとつは対向型キャリパーともうひとつが、片持ち式、片押し式、浮動型などと呼ばれる、フローティングキャリパーがあります。
主流派は、後者の片持ち式です。両者の最大の違いは、ブレーキパッドを押し出すためのピストンの数。片持ち式のピストンは通常ひとつで、内側のパッドをピストンで押し出しつつ、その反力でキャリパーの爪が外側のパッドを押さえる仕組みとなっています。長所は部品点数が少なく、安価で、軽く、省スペースで済むことです。とくにピストンが内側にしかないので、ホイールとのクリアランスが楽になるので、小型車には重宝されています。
一方、対向式キャリパーは、4ポッド(ピストンが左右2つずつ)、6ポッド(左右3つずつ)と複数のピストンを用いて、パッドを両側から直接ピストンで押し出します。長所は縦長のブレーキパッドを複数のピストンで押し出すことで、パッドが均一にローターにあたることです。ローター径が大きく、パッドの面積が大きくなればなるほど、このメリットが生きてきます。ハイパワーを誇る高級スポーツカーは、この対向キャリパーを採用しているクルマが多くなっています。欠点は、部品点数が多く、高価で、キャリパー本体が大きくなるので重たいことです。そのためキャリパー本体はアルミ素材でできています。
一般的には、「片持ちキャリパーよりは、4ポッド、4ポッドより6ポッドの方がよく止まる」と思われがちですが、そもそもタイヤをロックさせるだけの力がキャリパーにあれば、制動力に変わりがないです。制動距離はタイヤのグリップ力と、ABSの制御の優劣で決まるといってもいいと思います。
ブレーキキャリパーは、ブレーキ本体ともいえる、大切なパーツである事が解りました。また、内部が劣化してしまうと、ブレーキ性能に悪影響を与えてしまう為、定期的な交換が必要になります。
キャリパーの取り外し等は分解整備となりますので専門業者にお願いしましょう!(^^)!
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