こんにちは！FYパーツです(^^)/
正月も過ぎ長期休暇も終わりました(;´･ω･)
皆さま、帰省や旅行をされましたか？？
遠出をすると車の走行距離が増えていきますね！
さて本日は「オイル交換」について書かせていただきます！
車は様々な機械部品によって作られており、その中に入っているギアなどの部品を潤滑させるために「オイル」が使われます。
もしオイルがなければ部品同士で摩擦を起こし、故障や焼付きの原因になります。
オイルは主に、「エンジンオイル」「ATFオイル(オートマチック・トランスミッション・フルード)」
「ミッションオイル」「デフオイル」「トランスファー」「ブレーキフルード」などがあります。
「エンジンオイル」
車やバイクのエンジンに使用する油であり、潤滑油とも呼ばれています。
エンジンを動かすのに最も重要な役割を果たしており、エンジン内部を潤滑させ運転時には各パーツへと循環しています。
他にもエンジンオイルの役割は、冷却、洗浄、防錆、機密保持など様々な役割があります。
エンジンの性能を最大限に引き出し、長期的にいい状態を保つ為にエンジンオイルを定期的に交換することが必要です。
エンジンオイル交換時期は約3,000㎞～5,000㎞毎が毎が目安になります。
2回に1回はオイルエレメントの交換もしましょう。
エンジンオイル
「ATFオイル(オートマチック・トランスミッション・フルード)」
車には自動でギアを変えてくれるオートマチック車（AT車）と手動でギアを変えるマニュアル車（MT車）があります。
そんなAT車のギアチェンジがスムーズに行われるようにしたり、エンジンの動力をタイヤに伝えたりするのがATFの役割で作動油の働きをしています。
またATFオイルは粘度が低くサラサラした柔らかなもので、エンジンオイルとは全く異なる働きをする為にAT専用に開発された製品になります。
エンジンオイルは、潤滑サイクルの中で少しずつオイルが消耗されて、オイルの量が減ってしまうことありますが
ATFオイルは基本的に消費されることはありません。
ですがやはりオイルなので劣化はしていきます。劣化すると燃費が悪くなりったり発進・加速の性能が悪くなります。
ATFオイルの交換時期は約80,000km～100,000km毎が目安になります。
ATFオイル
「ミッションオイル」
ミッションオイルは逆に、マニュアル車に使用されるオイルになります。
MT車のギアチェンジをスムーズに行うために必要なオイルでギアオイルとも呼ばれています。
ミッションオイルが潤滑材としてギアの表面に油膜を張ることで、摩耗やギア鳴りと呼ばれる異音の発生を防ぎます。
交換せず古いオイルのまま走行を続けるとギアがうまく潤滑しなくなり、歯車が擦り減って最後には割れる恐れがあります。
症状の前兆としてはギアチェンジを行う際、カリッと音が鳴ったりギアが入りにくくなります。
その場合は直ぐにミッションオイルの交換をおススメ致します。
交換時期としては約20,000km毎が目安になります。
ミッションオイル
「デフオイル」
デフオイルとは後輪駆動の車（FR車）に使用されているデフというエンジンの動力を後輪に伝えるための機械を潤滑させるオイルになります。
車にはFF車（フロントエンジン前輪駆動）とFR車（フロントエンジン後輪駆動）があります。
車種によってはMR車（エンジンが前輪と後輪の間）もあります。
デフは、車がカーブを曲がるときに生ずる、車軸の「回転差」を調整する役割も持っています。
ギアは金属でできており、金属同士が回転するため、摩擦が発生します。デフオイルはその摩擦をやわらげるための潤滑油になります。
交換時期はメーカーによって変わりますが、約50,000㎞毎が目安になります。
デフオイル/トランスファー
「トランスファー」
トランスファーとは四輪駆動車（4WD）のみに使用されており、
トランスミッションで増・減速された駆動力や回転を前後のタイヤに分配して伝達させる部品です。
こちらも潤滑させる為、オイルが使用されています。
このオイルを定期的に交換しないと、トランスファーギアが破損してしまいます。
基本4WDと2WDは切替ができるようになっており、このトランスファーが故障してしまうと切替が出来なくなってしまいます。
車種によってはATFオイルを入れたり、デフオイルを入れたりします。
交換時期は約50,000㎞毎が目安になります。
トランスファー
「ブレーキフルード」
ブレーキフルードはブレーキオイルとも呼ばれており、ブレーキの作動油になります。
ブレーキフルードはオイルを通じてブレーキに力を伝える役割をもっており、この力でブレーキを作動します。
ブレーキペダルを踏むとオイルを通じてブレーキに伝達し制動力を発揮します。
ブレーキフルードを交換しないとブレーキを踏んでもペダルがフカフカでブレーキが効きにくくなったり最悪は効かなくなってしまいます。
ブレーキフルードには吸湿性があり劣化したオイルの中に水分を含んでいる為、沸点が下がります。
沸点が下がるとブレーキをかけた時、ブレーキフルード内に気泡が発生します。
その気泡はブレーキペダルからの力を吸収してしまいブレーキフルードの役目を阻害してしまいます。
交換時期は2年に一度ぐらいが目安となります。
ブレーキフルード
このように車には多くのギアが使われており、潤滑油や作動油で動いています。
大切なお車を長く乗るためにもこれらのオイル交換を定期的にすることをおススメ致します。
サーキットなどで車を酷使した後は交換時期ではなく早めに交換をしてください。
車を長持ちさせる対策はまだ色々ありますが日々の定期点検をしっかり行って安全にお過ごしください♪
それではこの辺で(@^^)/~~~
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