FYパーツです。
3月になり、まだ寒い日もありますが、春らしくなってきましたね。
全国各地で、桜も咲いているようです。
今日はタイヤの『ビート』についてお話します。
ビートってなに?
ビートとはリムにかん合する部分の事です。構造は、ビードワイヤー(鋼線)を束ね、ゴムで被覆したもので、リング状になっています。空気充てんによりタイヤをリムに固定するとともにカーカスに生ずる張力を支える役目をしています。
簡単に言えばタイヤの空気を逃さないようにしているものです!
ビートが切れてしまうとタイヤの空気が抜けてしまって、タイヤがつかえなくなってしまいます。例外に、ビートが切れていても空気が抜けずに使える場合もあります。
どうしてビートが切れるの?
タイヤが経年劣化で固くなっている場合、低偏平でタイヤのサイドウォールが薄いタイヤの場合、何回もタイヤをホイールから外している場合等は、ビード切れを起こす可能性があります。
冬タイヤと夏タイヤを付ける場合、ホイールが1つしかないと、ビートが切れるという残念な事態に遭遇します。
毎日履いている靴下を思い出すとイメージできますか?毎日履いていると一番上のゴムの部分が伸びてきてブカブカになってしまいます。フィッティングが悪くなります。そんなイメージです(*_*)
ということで、これからの夏タイヤへの履き替えの時期、ホイールが1つしかない方は是非タイヤ&ホイールセットでの保管をおすすめします!
ビート切れでも使えるタイヤ
ビートの傷について
切れていないにこしたことはありませんが、ここが中古品のツライ所。必ず一度はホイールに組んであるので、タイヤレバーや、ホイールのリムに擦れてビードがキズつくこともあります。しかし、ビードのキズにも空気漏れを起こすキズと、そうじゃないキズもあります。
<あくまでも適合ホイールでの使用で、尚且つ普通に使用する場合に限ります。引っ張りで履いたり、ドリフト などの使用には適しません>
← 写真のような程度であれば大丈夫!
このようにビード部分内側のキズなら、多少大きくても空気漏れの心配はありません(あくまでも適合ホイールで)
しかし、これがビードの内側から外側にかけてのキズになると、ちょうど空気の通り道になってしまい、空気を入れるとホイールのリム部分から「シュ~ッ・・・」と空気が抜けてしまいます。こうなったら程度の良いタイヤでも使い物になりません。
サイドウォールの傷について
これもないにこしたことがありません。しかし、ここにもまだ使用できるキズもあります。そこは、リムガードと呼ばれる部分のキズです。縁石などにぶつけた時、ホイールヒットを防いでくれる部分で、ここは分厚いゴムになっているので欠けてもさほど問題になりません。あまりに大きく、深く欠けて、中のカーカス(ワイヤーや繊維)が見えるようではタイヤの強度が落ちるので、使用に適しませんが・・・('_')
← 写真の程度のキズであれば大丈夫 !
若干ですが、見た目が悪いので、外見を気にする方にはオススメできませんが・・。
危険なタイヤ『セバレーション』
これはもう、キケン!何かの拍子でタイヤ強度を構成してるワイヤーや繊維がタイヤ内部で 切れてしまい、ピンポイントに極端に強度が低くなり、タイヤ内の空気圧の影響でその部分だけコブができる現象です。
(縁石にタイヤの側面-サイドウォール-をヒットするとできやすいです)
どんなタイヤでも起こり得る現象です。
このまま使用してると走行中に破裂の危険性があります。
貴方の車のタイヤに不自然なコブを見つけたら、すぐに最寄のタイヤ屋さんに走って交換することをオススメします!
いかがでしたか?
ビートが切れていてもタイヤの空気が抜けないとしても、いつタイヤがダメになるかはわかりません。
ビートが切れたら早めの交換をおすすめします(*_*)
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