「ウォッシャー液」の役割とは?
正確には「ウィンドウォッシャー液」と呼ばれる液体の役割は、フロントガラス、あるいはリアワイパーがついている車であればリアウィンドーの拭き取り補助です。
ワイパーは雨の日にガラスから雨滴を拭き取って視界を確保するために必須のパーツですが、雨滴以外のものが付着した場合には、ワイパーだけで十分な拭き取り効果が出せません。それは鶏の糞や虫の死骸などの異物であったり、あるいは油膜であったり・・・。あるいは前の車や自分の車ではね上げた泥の時もあります。
それが雨の日であれば、雨滴の水分を使って「洗い流すように」拭き取れる程度の時もありますが、乾燥していればお手上げです。そんな時にウォッシャー液をガラスに噴射する事で、ワイパーによる拭き取り効果を格段にアップする事ができるのです。
ウォッシャー液の成分は?
何とはなしに入れているのであまり気にしないウォッシャー液の主成分ですが、大半はエタノールと界面活性剤です。
界面活性剤とは市販の台所用洗剤にも使われているヌルヌルした粘り気のある液体ですし、エタノール(無水アルコール)も薬局で買えますから、意外と日常的に手に入るものでウォッシャー液の基本はできてしまいます。
カー用品店などでは一番安いウォッシャー液なら200~400円程度で2Lのボトルが買えるので、そう特別なものではありません。
これに加えて、商品によっては油膜除去能力を強化したり、凍結しにくい、解氷効果のある寒冷地用、ガラスに撥水コーティングのできるものまであり、それぞれの商品に適応した添加剤が追加で入っています♪
ウォッシャー液補充
そんなウォッシャー液ですが、もちろん消耗品です。使えばなくなります。
ウォッシャー液だけの為に車屋に行くのがめんどくさい・・・。そう思っている方は多いのでは?
実はウォッシャー液は自分でも簡単に補充できるんです!
注意:作業する際は、必ずエンジンを切りましょう。
上記の写真のような絵が描いてある蓋が、ウォッシャー液のタンクになります。
ウォッシャー液が無くなり、同じ種類のものを補充する場合は継ぎ足すだけで大丈夫です。しかし、違う種類のものを使用する場合は、タンクの中に入っているウォッシャー液を抜く必要があります。違う種類のウォッシャー液を混ぜてしまうと、効果が半減してしまったり、ウォッシャー液がゲル状になって配管やウォッシャーノズルを詰まらせてしまう可能性があるからです。
ウォッシャー液の代わりに水を入れたらどうなるのか?とは誰もが考えるところですが、単純な拭き取り補助効果としては、水でも構いません。カラカラに乾燥したガラスを濡らす事ができれば、それだけでもいいのです。
ただし、水はあくまでも「水」以上のものでは無いので、油膜を落とすような効果は全くありません。さらに、冬に気温が氷点下に下がれば凍結してしまいますので、ウォッシャー液としての役に立たなくなります。
この面では寒冷地用ではないウォッシャー液や、濃縮タイプのウォッシャー液を薄めすぎた場合でも同じ事が起きますので、冬のウォッシャー液の管理には十分注意しましょう!
ウォッシャー液を使うときは気を付けよう
ウォッシャー液を外出先で使うときはトラブルの原因にもなりかねません。
近くに駐車している他の車がないか
コンビニやホームセンターなど、お店の駐車場でフロントガラスの汚れが気になり、ついついウィンドウウォッシャーで掃除をしたくなって…。というケースでしょう。
ですがお店の駐車場では隣の車との距離がかなり近いため、ウィンドウウォッシャーの洗浄水や泡、そしてそれにより取り除かれた汚れまみれの洗浄水が、左右の車にかかってしまうことがあります。
そのため自分の車が駐車している場所の付近に別の車があった場合には、ウィンドウウォッシャーの使用は避けた方が良いでしょう。
周囲に人がいないか
これは駐車している車が近くにあった場合と同様に、近くに人がいた場合、その人にウィンドウウォッシャーの洗浄水や泡がかかってしまう可能性があるためです。
もし人にウィンドウウォッシャーの洗浄水がかかってしまった場合、相手が怒ってしまいトラブルになってしまうことも少なくないはずです。
ウィンドウウォッシャーを使おうかなと思ったときは周囲を確認し、人が近くにいる場合には自分の車を移動するか、相手が遠くにいくまで待ってから使用するようにしましょう。
風が強くないか
ウィンドウウォッシャー液は、ほとんど風がない日に停車状態で使った場合には、そう遠くまでは飛びません。
飛んだとしてもせいぜい2~3mくらいでしょう。
ですが風が強い日となると、話は別です。
強風が吹いている場合には、自分が想定しているよりもはるかに遠くまで水しぶきが飛んでしまうことがあります。
したがって風が強い日は、より一層周囲に気を配っておく必要があります。
後続車がいないか・車間が近くないか
走行中にウィンドウウォッシャーによるフロントガラスの洗浄を行うことで、走行風によりフロントガラスの水分がなくなるのが早いため、走行中にウィンドウウォッシャーを使用する方も多いと思います。
この時後続車がいる場合、ウィンドウウォッシャーの洗浄水が後続車のフロントガラスやボディに付着して汚してしまう可能性があります。
特に自車と後続車の車間が近い場合、かなりの水分や汚れが後続車についてしまうことも。
そのためこういった場合にも、後続車がいなくなるか距離が離れるまで待ってからウィンドウウォッシャーを使用した方がトラブルにはなりにくいでしょう。
また大通りなどで速い速度で走行中には、ウィンドウウォッシャーによる洗浄水は、車間距離がそれなりに離れていても後続車にかかってしまう場合もあるのでご注意ください。
いかがでしたか?
ウォッシャー液は本当に色んな種類がありますので、お店など見に行って自分に合うものを見つけるのもいいですね(*´ω`*)
使い方も周りを気にして使うようにしましょう♪
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