男女で色の見え方が違う！？

FYパーツです(^^♪
最近髪色を変えた山田です。グリーンアッシュを極めて来ましたが、今回はグリーン要素を強くしてみました♪
父に「みてみて！新色にしたよ！」と見てもらうと、「何が違う？」と、きょとんとした顔で見られました・・・。
逆に母には「今回は緑濃くしたんだね」と分かってもらえました!(^^)!

なんて事、よくあるのではないでしょうか？なぜこんなことになってしまうのか・・・。
それは、男女で色の見え方が異なるからなんです！

上のイラストを男女に見せたところ、男性では７色に識別する人が多い中、女性では２９色すべて違う色として識別する人が多かったそうです。
もちろん個人差はありますが、ここまで違いがあるとは驚きですね！！
父が私の髪色の変化に気付かないのも納得です(*_*)

なぜ男女で色の見え方が異なるのでしょうか？　エイブラモフ教授によると、男女間における『可視スペクトル』のとらえ方の違いが、このような結果として現れているのだとか。
エイブラモフ教授は、その理由についてこう述べています。

“「可視スペクトルのほぼ全域にわたって、同じ色相を知覚するのに男性は女性よりやや長い波長を必要とする」”

見え方の違いに男性ホルモンが影響？

エイブラモフ教授は、「男女の色覚の違いは、目の構造によるものだけでは説明がつかない」とした上で、「男性ホルモンであるテストステロンが、なんらかの形で男性と女性の視覚認識に重要な役割を果たしている」と述べています。

では、なぜ男性ホルモンが見え方の違いとなって現れるのでしょうか？
目の構造そのものは男女で異なるわけではありませんから、色相や視覚の捉え方の違いは、脳の処理能力の違いだと考えることができます。また、この研究による男女の見え方の違いで顕著となったのが、“細部の素早い変化を遠くからとらえる能力”。いわゆる『動体視力』でした。

答えはヒトの進化にあり!?

実は、男性は女性に比べて、視覚野（大脳皮質のうち視覚に直接関係のある領域）のニューロン(※)の数が25％ほど多いと言われています。このニューロンに影響を与えるのが、男性ホルモンの一種『テストステロン』なのです。
(※)ニュートロン……原子核を構成する中性（無電荷）の粒子＝中性子

研究チームは、このテストステロンにおける男女の違いを、いわゆる『狩猟採集仮説』を裏付けるものだと主張しています。
狩猟採集仮説とは、“人類の進化が狩猟・採集行動によって影響を受けた”とするものですから、動体視力とテストステロンの関係は一定の説得力を帯びてきます。
では、狩猟ではなく、木の実などの“採集”を中心としていた女性にとって、こうした色の違いを見分ける能力は、より重要であったのでしょうか？

今回の研究で明らかになった、女性は色の識別能力に優れるという傾向と、男性は動体視力に優れるという傾向。こうした視覚の性差は、進化の過程における男女の役割分担と密接につながっています。
なにより、子を生み育てるという役割分担の中で、子どもの顔色の変化や排泄物の色の違いなどの子細な変化を見極める感受性は、女性にとってより必要な能力として進化していったのかもしれません。

☆テスト☆

さて、ここからはテストです。下の画像は何色に見えますか？？

ちなみに、40色以上に見えた人は、見ているモニターのせいか、目の錯覚や勘違いで多く見えてしまうそうです。

こちらが正解の区別してある画像です。皆さま、何色わかりましたか？(^^♪

20色以下だった人『2色型色覚』

2種類の錐体（すいたい）細胞を持っている人で、現代の日本人の場合、20人に一人の割合。女性の場合、さらに数百人に一人になります。黒、ベージュ、青などの服を好む傾向があります。

20～32色だった人『三色型色覚者』

3種類の錐体細胞を持っている人で赤、青、緑の錐体を組み合わせて多種多様な色を見ることができる人。

33～39色だった人『四色型色覚者（可能性がある）』

4種類の錐体細胞を持っている人です。赤、青、緑に加えて、黄錐体を持ち合わせ、１億以上の色を判別することができ、色見本にもないような色「普通の人間には判別できない色」を知覚することが出来るそうです。
世界の女性の2～3%は4色型色覚であると言われ、人口の25%しかいません。黄色や黄色の服を好まない傾向にあります。
「4色型色覚」という能力を持っている方は、カラーコーディネーター、グラフィックデザイン、画家、ファッションやデザイン関係など「色彩」に関する職業が向いているかも知れませんよ(^^♪

いかがでしたか？男女の色の見え方はかなり違います。色の事では、その件を踏まえて異性とお話するとうまく話せるかもしれませんね(^^♪

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