「節分」と言えば「鬼は外、福は内」と言いながら豆をまいた経験がありませんか?
「節分」は年に一回だけではなく、実は四回もあるのをご存知でしょうか?
今回は、節分の由来や意味、柊鰯、恵方巻きについてお話します(^^♪
節分の由来や意味とは?2019年の節分はいつ?
「節分」とは「季節を分ける」という意味があります。
季節を分ける日は一年間に四回あり、春夏秋冬それぞれに始まりの日が決められています。
春は「立春」、夏は「立夏」、秋は「立秋」、冬は「立冬」と呼ばれています。
この春夏秋冬それぞれが始まる日の前日のことを「節分」といいます。
節分の豆まきは、もともとは中国から伝わってきた風習で、季節の変わり目には邪気(鬼)が生じると考えられており、その鬼を追い払う儀式として、文武天皇の時代の慶雲三年に宮中で初めて行われたそうです。
室町時代ごろには、冬から春になる時期を一年の境目とし、「立春」は新年を迎えるのと同じくらい大事な日として特に重視され、豆をまいて鬼を追い払う行事として庶民にも定着していきました。
立春はその年によって変わりますので、節分もそれに合わせて変わります。
今年、2019年の節分は2月3日(日)・・・明日です(^^)/☆
柊鰯ってなに??
「柊鰯」の読み方は「ひいらぎいわし」で、魔除けの為に飾られています。
この場合の魔とは鬼(季節の変わり目に生じる邪気)のことです。
昔から、臭いものや尖ったものには魔除けの効果があるとされていて、節分の場合は、焼いた鰯の頭を柊の小枝に刺して作ります。
鰯のにおいと柊の棘によって、鬼が家の中に入ってくるのを防ぐことが出来ると考えられています。
日本各地で同じように行われているわけではなく、鬼が嫌う「臭いもの」としてニンニクやラッキョウを飾る地域や、鰯のしっぽの部分を飾る地域、鰯を食べる地域などがあります。
恵方巻きを食べる理由とは?
恵方巻きの「恵方」とは、その年の福を司る神様、歳徳神のいる方角のことをいいます。
恵方巻きの起源は諸説あり、江戸時代から明治時代にかけて、大阪の花街で商人が芸遊びをしながら商売繁盛を願って食べたのが始まりという説がよく知られているそうです。
そのころは「恵方巻き」という名前ではなく「太巻き寿司」や「丸かぶり寿司」と呼ばれていました。
関西地方の一部で続いていた習慣ですが、平成十年に。大手コンビニエンスストアが全国販売する際に「丸かぶり寿司 恵方巻き」という名前で販売したことで「恵方巻き」という名前、習慣が日本各地へ広まったと言われています。
商売繁盛を願って食べたのが始まりの恵方巻きですが、恵方を向いて一本丸ごと食べることで無病息災や商売繁盛の運を「一気にいただく」ということを意味しており、途中で止めると「運を逃す」とも考えられています。
ちなみに今年の方角は「東北東」です(^^)/☆
2月3日の節分には、鬼の面を作ったり、鬼の面をかぶったお父さんや園長先生に豆をぶつけた思い出がある人もおおいのではないでしょうか?
子供のころは深く考えていなかった楽しい行事にも、ちゃんと理由や意味があったんですね!
平成十年以降は、恵方巻きを食べるという習慣も加わり、ここ数年では太巻き寿司だけではなく、ロールケーキやワッフルまでもが「恵方巻き」として販売されています。
甘いもの好きな私にはうれしい限りです( *´艸`)♪
豆まきや柊鰯という古くからの習慣に、恵方巻きという新しい習慣が加わった節分ですが、これから先も健康に幸せに過ごせますようにという人々の願いはいつの時代も変わらないのでしょうね(^^♪
恵方巻きは売ってませんが、タイヤは販売しています!(笑)
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